マイクロスコープを用いた治療の特長

マイクロスコープとは歯科治療用に開発された顕微鏡のことで、肉眼では見えないくらいの大きさのものを最大８０倍まで拡大し、治療をすることができます。肉眼では見えないぐらい小さなむし歯を発見することや、歯の神経治療などで見えづらい部分も、見えるまで拡大し確認することができるので、肉眼での従来の治療よりもはるかに精密な治療が可能となるわけです。

また患者さんに治療のご説明をする時も、大きなTVモニターで確認してもらいながら行いますので、小さくて見えづらい治療などをご納得いただきながら進めていくことができます。
もし何かご不安な点などがございましたら、スタッフへお気軽にお声がけください。

虫歯治療

虫歯菌は歯の内部へ複雑に入り込み、歯を溶かしていきます。これまではレントゲンや歯科医師の経験や感覚に頼る部分が多く、全ての虫歯を完全に取り去っているとは言い切れませんでした。マイクロスコープを用いることにより、肉眼では見ることが難しい80倍まで拡大し細部まで確認ができますので、虫歯の再発や、歯の寿命を飛躍的に伸ばすことも可能です。

根管治療

根管とは、歯の中の神経（歯髄）が入っている管のことです。ここがむし歯で感染すると、残念ながら神経を取り除かなければなりません。
根管はとても狭く複雑に入り組んだ形をしていて、個人差があるため、完全に神経を取るのは非常に難しいです。根管内を肉眼で見ることはできません。現状では、歯科医師の手指感覚とレントゲンにより判断し、盲目的に治療をしているのが現実です。しかし、マイクロスコープを使用する事で根管内を拡大視野にて観察することが可能になるので、細部にまで治療が出来るようになり、治療の成功率が向上します。